先日から「『函館市史』ひっくり返し」と題して書き込みをしました。
必要な事項に対して、通説編各巻のどこに記載があるのか、ということを紹介してみたわけです。
これを調べてみて私が感じたことがあります。
この『函館市史』通説編が編さんされる20数年の年月の重みと、それに関わってきた先達の研究者・編集者の努力が伝わってきました。
編・章・説・各項目の構成などは、やはり刊行半ばでの改善など試行錯誤の結果として、今日揃ったかたちで、それを検証すると完成型になっていないのは致し方ないことだと思います。
たとえば「宗教」について調べたいとしたときに、第1巻では「項目」として書かれていたものが、第2巻では「章」という大きなまとまり全てが宗教であったり、と記述の分量、位置づけがかなりまちまちであることがわかります。
それゆえに、そうした特徴を少し理解したうえで、補助的に活用できる「ハイパーテキスト」形式のツールが大きなちからを発揮するのではないでしょうか? >Wikipedia「ハイパーテキスト」
もちろん「函館市史デジタル版」は公式でそれに取り組んだ、まさに傑出の一品といえます。
それでは、巻の構成をちょっとだけ紹介し、私なりに試作した補助ツールをご紹介したいと思います。
巻の構成は
「巻」ー「編」ー「章」ー「節」ー「項目」ー「細目」ー「文章見だし」という形になっています。
「巻」ー「編」ー「章」ー「節」まではほとんどの箇所で確認できますが、「項目」ー「細目」は必要に応じてこれを割り振っているようです。
本文に行き着けば、ゴシック体の「文書見だし」に行き着き、必要箇所(およびその前後)だけを読み解くということもできます。
各巻の目次には、「文書見だし」までの全てが書き出されていますが、残念ながら「デジタル版」や「公式ウェブ」上で一覧性のあるこれら情報を見つけることができませんでした。
そこで「業務用」として、つくってみたものがこれです。
「『函館市史』業務用目次」 >Link
通説編ですので、下にスクロールすることで、時代の変遷を追いかけることができます。ページ末には、次巻へのリンクタグも用意してみました。
『函館市史』をひっくり返すまえに、まずは眺めてみてください。


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