『函館市史』骨の髄までの最近のブログ記事

『函館市史』ひっくり返し 第3回目です。

「業務用リスト(通説編目次)」はご覧いただけたでしょうか?

そろそろ打ち止めが近いのですが、また「FAQ」(Frequently asked(or answered) questions)ともいえる項目について、掲載箇所の洗い出しをしておきます。

今回は「消防・大火」「衛生・医療」「商業会議所・商工会議所」「労働運動・労働問題」です。

「消防・大火」に関する「函館市史」の記載箇所
■ 第1巻 第3編 第3章 第9節 文化の大火と消防組設置 Link
■ 第2巻 第4編 第4章 第3節 1 大火と街区改正 Link
■ 第3巻 第5編 第2章 第7節 2 大火と都市形成 Link
■ 第4巻 第6編 第1章 第2節 4 市警察の設置と廃止および市消防の設置

「衛生・医療」に関する「函館市史」の記載箇所
■ 第1巻 第3編 第5章 第13節 3 衛生 Link
■ 第2巻 第4編 第12章 医療機関の設置と衛生 Link

「商業会議所・商工会議所」に関する「函館市史」の記載箇所
■ 第2巻 第4編 第6章 第5節 1 商業機関の整備 Link
■ 第3巻 第5編 第1章 第2節 1 3 函館商業会議所の設立 Link
■ 第3巻 第5編 第2章 第4節 1 4 函館商工会議所の設立 Link

「労働運動・労働問題」に関する「函館市史」の記載箇所
■ 第2巻 第4編 第13章 第4節 社会労働問題 Link
■ 第3巻 第5編 第2章 第9節 労働運動の興隆と衰退 Link
■ 第4巻 第6編 第1章 第4節 2 労働運動の展開
■ 第4巻 第6編 第2章 第6節 社会問題と労働運動の展開

先日から「『函館市史』ひっくり返し」と題して書き込みをしました。

必要な事項に対して、通説編各巻のどこに記載があるのか、ということを紹介してみたわけです。

これを調べてみて私が感じたことがあります。
この『函館市史』通説編が編さんされる20数年の年月の重みと、それに関わってきた先達の研究者・編集者の努力が伝わってきました。

編・章・説・各項目の構成などは、やはり刊行半ばでの改善など試行錯誤の結果として、今日揃ったかたちで、それを検証すると完成型になっていないのは致し方ないことだと思います。

たとえば「宗教」について調べたいとしたときに、第1巻では「項目」として書かれていたものが、第2巻では「章」という大きなまとまり全てが宗教であったり、と記述の分量、位置づけがかなりまちまちであることがわかります。

それゆえに、そうした特徴を少し理解したうえで、補助的に活用できる「ハイパーテキスト」形式のツールが大きなちからを発揮するのではないでしょうか? >Wikipedia「ハイパーテキスト」

もちろん「函館市史デジタル版」は公式でそれに取り組んだ、まさに傑出の一品といえます。

それでは、巻の構成をちょっとだけ紹介し、私なりに試作した補助ツールをご紹介したいと思います。

巻の構成は
「巻」ー「編」ー「章」ー「節」ー「項目」ー「細目」ー「文章見だし」という形になっています。
「巻」ー「編」ー「章」ー「節」まではほとんどの箇所で確認できますが、「項目」ー「細目」は必要に応じてこれを割り振っているようです。
本文に行き着けば、ゴシック体の「文書見だし」に行き着き、必要箇所(およびその前後)だけを読み解くということもできます。

各巻の目次には、「文書見だし」までの全てが書き出されていますが、残念ながら「デジタル版」や「公式ウェブ」上で一覧性のあるこれら情報を見つけることができませんでした。

そこで「業務用」として、つくってみたものがこれです。
「『函館市史』業務用目次」 >Link
通説編ですので、下にスクロールすることで、時代の変遷を追いかけることができます。ページ末には、次巻へのリンクタグも用意してみました。

『函館市史』をひっくり返すまえに、まずは眺めてみてください。

20070721a.jpg

『函館市史』ひっくり返し その2です。

こんなのもよく聞かれますよね。
今回は「教育」「漁業」「金融」について

「教育」に関する「函館市史」の記載箇所
■ 第1巻 第3編 第2章 第7節 2 文化 Link
■ 第1巻 第3編 第4章 第7節 2 教育 Link
■ 第1巻 第3編 第5章 第13節 1 教育 Link
■ 第2巻 第4編 第10章 学校教育の発生と展開 Link
■ 第3巻 第5編 第1章 第4節 明治末期函館の教育界 Link
■ 第3巻 第5編 第2章 第6節 民衆に浸透する教育 Link
■ 第3巻 第5編 第3章 第4節 戦時体制下の教育 Link
■ 第4巻 第6編 第1章 第5節 教育制度の改革と戦後教育の諸問題
■ 第4巻 第6編 第2章 第7節 教育制度の整備と教職員の動向

「漁業」に関する「函館市史」の記載箇所
■ 第1巻 第3編 第5章 第10節 漁業 Link
■ 第2巻 第4編 第9章 第3節 函館における明治期の漁業 Link
■ 第2巻 第4編 第9章 第4節 露領漁業の進展 Link
■ 第3巻 第5編 第1章 第3節 露領漁業基地の展開 Link
■ 第3巻 第5編 第2章 第5節 躍進する北洋漁業と基地の発展 Link
■ 第3巻 第5編 第3章 第3節 統制下の北洋漁業 Link
■ 第4巻 第6編 第2章 第3節 函館の産業経済の変貌

「金融」に関する「函館市史」の記載箇所
■ 第2巻 第4編 第8章 金融界の近代化と整備・発展 Link
■ 第3巻 第5編 第2章 第4節 5 函館における銀行業の展開と金融事情 Link

まだまだあるけど、今回はこのくらいで・・・

さまざまなリクエストのなかで、『函館市史』を紹介する機会が多いですよね。
また、調査事項の下調べに『函館市史』を参照することも、日常茶飯事かと思います。

そうしたなか『函館市史』デジタル版は、市役所のウェブコンテンツ史上の突出した力作といえるものです。

さて『函館市史』ですが、もっとも使われる「通説編」では全4巻となり、総ページ数では4500ページほどにもなります。
およそ20年を越える年月のなかで数多くの執筆者によって記述され、何代もの編集者の手により編まれたものゆえに、このなかから目的の事項を探し出すというのは、幾分手間が掛かります。

「デジタル版」によってさえもなかなか克服できないことがあります。

そのサポートのため、関連事項から該当箇所を探すためのリストをすこしづつ用意していければと、「最初の一歩」を記してみます。


まずはなんといっても業務に必要な「図書館」や「新聞」


「図書館・書籍館等」に関する「函館市史」の記載箇所
■ 第2巻 第4編 第13章 第3節 文化施設 Link
■ 第3巻 第5編 第1章 第4節 5 社会教育 Link
■ 第4巻 第6編 第1章 第6節 3 アメリカ・ソ連との交流
■ 第4巻 第6編 第2章 第8節 2 さまざまな文化活動とその担い手

「新聞」に関する「函館市史」の記載箇所
■ 第2巻 第4編 第13章 第2節 マス・メディアと活字文化 Link
■ 第3巻 第5編 第2章 第7節 7 マスメディアの隆盛と新聞人 Link
■ 第4巻 第6編 第1章 第6節 2 芽吹く文化活動


つぎに「宗教」というキーワードなどもよく拾われますね。

「宗教」に関する「函館市史」の記載箇所
■ 第1巻 第3編 第2章 第7節 1 宗教 Link
■ 第1巻 第3編 第4章 第7節 1 宗教 Link
■ 第1巻 第3編 第5章 第14節 2 宗教 Link
■ 第2巻 第4編 第11章 函館における宗教世界の諸相 Link
■ 第3巻 第5編 第2章 第7節 3 明治末から大正期の宗教界 Link
■ 第3巻 第5編 第3章 第5節 1 戦時下の宗教 Link
■ 第4巻 第6編 第1章 第6節 1 戦後函館の宗教界
■ 第4巻 第6編 第2章 第8節 1 現代函館の宗教界

といったところで、「その1」終わります。

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち『函館市史』骨の髄までカテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリはOPACの海を泳ぐです。

次のカテゴリは恐れることなかれ「郷土資料」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.23-ja